真面目に占いやってるつもりやけど、しらん間に霊感商法になってしもてたら、どないしよ…、って、心配になったことない?
自分は、何度もあるけど(;'∀')…てなことで、整理しよと思って、この記事書きました。
文中、関係法令へのリンクも載せていますので迷ったときに見てもらえたらと思います。
こんにちは~、玲です。関西人の魔女です。やのうて、魔女の関西人です。
一億層傷痍軍人的トラウマ持ちの超絶ストレス社会らしく、占いもヒーリングも、フツーにあちこちで営業してます。ネットでもあふれかえってる。ココナラ、ワイが始めたころより占い師増えて増えて、いま何万人??なん百万人??超レッドオーシャンな雰囲気。
私が始めたころは占いってアングラで、占いの店に入る前は周りキョロキョロして人の目気にして、こっそり入ったもんやけど、今は表通りにもフツーに店出てますな。なんか「タロット占い師ってオサレ~♪」って思ってるっぽい人おるやん?!ありえん!!って感じ。猫も杓子もカジュアルに占い師になろう!!ってか。自分、いまだに「占いの仕事やってるなんて近所の人にばれたら大変」って感覚あるけど(;´Д`A ```それくらい、占いはもはやメジャーな一大マーケット?!けど、「悪徳霊感商法」とか「スピリチュアル詐欺」の被害も、激増してると思います。
私も実際、悪徳霊感商法被害の相談を何件も受けました。
「法外な値段かつ長期でヒーリングを受ける契約をさせられた」とか「子供がいじめられるよ、彼氏に捨てられるよ、それが嫌なら毎月私んとこ受けに来なさい」と脅された、腕が悪い・適当・ただの説教、そんな粗悪な内容で法外な値段をとられたとかいうて、泣きついてきたお客さんはたくさんおる。
ココナラ見てても、「遠隔でナントカ術を行います」でウン万円のサービスがある。ためしにレビューを覗いて見ると「効きました!素晴らしい!」っていう賛美の投稿に混ざって「まったく効いてる実感ない、メッセージ送っても返事すらない」ていう投稿もあったりする。
フリマサイトでも、自作の護符みたいなのを売ってる人ぎょうさんおりますな、しかしどう見ても「その辺の紙くずとかゴミ拾って瓶に突っ込んだだけやろ」っていうのがウン万円( ゚Д゚)やったりして、カオス…。
私は商品は丁寧に作らなあかんって思うから、ほこりの一つもつかんように大集中して作ってる護符千五百円、のすぐ隣に、ウン万円のカオス出品が!出てくるんかい!こんな汚いブツを(主観です失礼)こんな高額で!!よぅ売るなあ!!逆にその神経、感心しますわ!って思うような品物が、「SOLD」、売れてたりして…。。。Σ( ̄ロ ̄lll)
誰が買うねん??!!私もまだまだ世間知らずやったわ。。。
そんなふうに、これは真っ当?霊感商法?霊感商法ちゃうん?客から訴えられたらアウトなんちゃうん!?っていう、悩ましい事例が世間にはぎょうさんあります。
私は大丈夫。詐欺なんて、やってないもーん!! じゃだめ!
どこを、どんなふうに気を付けてるか、ちゃんとわかったうえで、日々常に違法行為に足突っ込んでないか、悪徳商法になってないか、注意を払いながら業務を遂行しなあかんよね。
やないと顧客に迷惑やし、自分も不幸やと思うわ。
なので、自分用備忘録にもなるので、私が普段何に気付けているかを、なるべく漏らさず書き出します。(2025年6月時点)
私は法律家ではなく、問題を網羅はできていません。解釈違いなどもあるかもしれません。
もし、これちごてるで?っていうのあったらぜひフォームから教えてほしいです。
よろしくお願いします。
ほな、「真っ当な占い」と「霊感商法」の違いについて、自分なりにまとめてみるで~。
⚖ 占いサービスに関わる法律
消費者契約法:不当な勧誘や事実の誤認をさせた契約は、後で取り消される可能性があります。
景品表示法:「必ず当たる」など、効果を過剰に表現するとアウトです。
特定商取引法:ネット占いの場合、特商法に基づく表示義務があります。
特にネットを使って占いを提供する場合は、「特定商取引法に基づく表記」を忘れてはいけません。商売を匿名でやりたいというのは難しいでしょう。匿名でやりたいならば、匿名で取引できるフリマサイトまでにしておくべきです。
🌱 誠実な商取引であるための注意点
価格・時間・サービス内容は事前にしっかり説明する
安心できる言葉遣いと対等な関係性が持てる雰囲気を作る
トラブルを想定して対応策をあらかじめ準備しておく
相談者の納得を重視する
無償ではやらない。有料でやればこそ「商取引契約」になり、立場や商品の内容が明確化して、顧客と自分の双方が法的に守られる。
消費者保護の観点を持つ。法人と違って個人事業主は無限責任。
場合によってはクレジットカード決済や、個人事業主向け損害保険などの導入を検討。
❌ 霊感商法とは?霊感商法の何が問題?
霊感商法とは、「霊がついている」「このままでは不幸になる」と不安をあおり、高額な壺・石・お札などを購入させるような商法です。
【実際にあった事例】
「あなたは親の厄に生まれており先祖からの強い因縁がある、これを解消しないと大変な事故に遭う」と言われ、数十万円の祈祷をするようすすめられた。祈祷に1日千円のお供えが必要、かなり強い因縁だから一年間毎日しないとダメ ⇒ 千円×365日=40万円だよ!80万くれたら二年できるからもっといいことあるよ!!(これは私が高〇易断を称する団体から言われた実体験)
「悪いエネルギーが見える、長期でヒーリングし続けないとあなたの子どもがいじめられ旦那とも離婚する」と言われ、毎月10万円のヒーリングを長期に渡り受け続けるという契約書と、一切他言せず苦情も言わないという念書を書かされる。(これは私が相談を受けた事例)
こういった行為は、消費者契約法違反や詐欺罪、 特定商取引法違反に問われることがあります。
✅ 霊感商法と占いサービスとは何が違うの?
| 項目 | 霊感商法 | 占いサービス |
|---|---|---|
| 言い方 | 不安をあおる:「あなたは呪われている」 | ともに考える姿勢:「こういう選択肢もありますね」 |
| 勧誘 | 強引な購入や通い続けるよう誘導 | 本人の意思を尊重、継続も希望者のみ |
| 料金 | 内訳不明瞭、高額、後出し | 明確で事前提示、相場内で安心感 |
| 契約 | クーリングオフや返金の説明がない | 規約・返金対応をしっかり明示 |
| 商品販売 | 壺・護符など高額物品を「必要だ」と言ってすすめる | 原則販売しない、しても自由選択を尊重 |
🌱支配的にコントロールしようとするのが霊感商法の特徴
「あなたには悪いものがついてます」
「これを買わないと大変なことになります」
「今決めないと、もっと不幸になります」
そんな風に、“不安”などの感情を煽って、人の判断力を奪うような言い方になると、たとえ中身が、まともな占術で出したまともな占断結果やったとしても、霊感商法に当てはまると思います。
これで生計立ててまうと、今月あといくら必要…!!!っていう焦りが出たりして、つい、買ってもらわな!!!みたいな熱が入って、強引な言い方をしてしまわんとも限らんしねえ。
✋❌値ごろ感を逸脱する高値で売る。
✋❌あやふやなものを販売する。
ほんまに困ってる人は藁をもすがる心境になりやすいわけで、そういう“判断力”が鈍った人に向かって「この壺を買えば大丈夫です」「この霊を祓えば助かります」って断言することは、たとえ壺やお祓いが本物だったとしてもトラブルのもとになる。それは安易に想像できますね。
誠実な取引をしたいなら、お互いに冷静な状態で、適切な判断の上で買い物をしてもらうことが重要です。
そこで気を付けるべきは、「何を」売るのかを明確にすることと、「値ごろ感」を大事にすることです。
護符の効果は目に見えません。てことは、「効果の値段」も、目に見えませんやろ。
ある人が30分占いと護符を買った。家に帰ってからその人が我に返って、占いは外れてた!この護符も効かんかった!って思ったとする。あるいは、その人の家族が、これ何?って護符を見つけて、こんなん効かんやろ~!って言うたとする。
それが三千円やったら、まあ占いってどこも10分千円やし、相場かなあ。そんなもんか。で終わるところ、それが30万円やったら、どうなるか。こんなん霊感商法やん!訴えよう!!になるかなと。
その境目は?っていうと、やり取りの流れももちろんあるけど、「価格」によるところは大きいと思います。
占いとか自作の護符とかは職人の手作りの価値と「その人の人気」という付加価値が加わるので、「相場」だけで適正価格は語れない、とは思いますが、「これはいくらくらいが妥当だろう」、という「値ごろ感」を重視することが重要で、その範囲内で取引するように努めることが売り手の良心と思います。
そして、「祈祷」とか「遠隔施術」とかの完全に無形の商品は、なるべく販売しないのが無難であろうと思います。値ごろ感ではかることができないし、商品そのものがあやふやからです。
心の拠り所に値段はつけられません。商取引できるような性質のものではないからです。
心の拠り所が欲しいなら、自分を鍛え、ちゃんとした哲学や信仰を持つしかないでしょう。
占いは“救い”を売る場所であってはいけない。”救い”を売ると、霊感商法やカルトになってしまいます。結果的に相談者の救いになることはあるかもしれないが、あくまでも占いは学問をもとにした相談サービスとして取り扱うことが大切です。
🌱 占いは「正解を出す場」でも「真実を暴く場」でもなく、「思考実験の場」
占いが果たす役割は「未来予知」とか「正しい答えを押しつける」よりも「いろんな思考実験や対話の練習が安心してできる時間を作ること」やないかなと思います。
「これ聞かれて、どう感じますか?」
「どうしたいですか?」
「どこがどんなふうに怖いんでしょうか。
「こっちとあっち、どっちを選ぶほうが納得できますか?」
自分はこんなふうなことをよう言うてます。
そうして普段相談者が思いもつかないような発想をしてみる場、相談者自身が自分掘りをするのを手伝う場、ほかの人との言葉の交わし方の練習の場、そういうものを提供できるように気を付けてやってます。それなら、お客さんも納得がいくだろうし、依存心も起こりにくいだろうし、あとで霊感商法や~!って訴えられるようなこともないやろと思います。
まとめ
占いは本来とても役に立つ学問であり、哲学の一つやと思う。
でも、不安や弱みに焦点を当てると、簡単に悪徳商法になってしまうことは覚えとかんと、客のことも自分のことも守られへんよ。
占者にできることは、たんたんと誠実に的確に商品、サービスを提供し続けることやとおもう。商売は牛のヨダレ。細く長く、が大事やねん。困ったお客さんが「あ、あの人んとこ行こ」て思えるような、行けば元気になるような、ほっとするような、そんな駆け込み寺として、息長く活動できる占者でありたいもんですなあ。
